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FileMakerとかPythonとか

『交渉のメソッド』を読んだ

読んだ。2週間くらいかかった。立場の違う人とどう話し合いをするか、というポイントに苦心しているので読んだ。

なんか、交渉学なるものがスタンフォードだかにあるそうで、フランス人の著者はアフリカ植民地での紛争解決の経験などを交渉学に反映させてこの本を書いているらしい。これまでの、一方的に相手から利益を引き出す交渉とはことなり、長期的に関係を築き、良い合意を握るための方策が書かれていた。

アクティブリスニングのところはかなり理解がしやすかった。いっぽうで、序盤は概要が掴みにくくてページをめくる速度がかなり下がっていた。まあ、全部読んだし、改めて全体像を掴み直すと、

・よくある勘違い ・交渉をどう捉えるか、構成要素と種類についての説明 ・交渉の流れについて ・価値の分配の前に価値の創出をする、というキーとなる考え方について ・聞き方、話し方 ・拗れた関係を交渉できる関係まで持っていくには ・その他複雑なケース ・合意の取りまとめ方

なるほど。 交渉の捉え方、についてはあんまりしっくりこないから、実際に何かで当てはめて考えた方がいいかもしれない。机に置いて、ときどきぱらぱらめくっていきたい。